(テスト投稿)仕事でMacを使い出して約10ヶ月が経ちました

Windows XPのサポート終了の影響で、マシンが入れ替えになり、僕のデスクにMacBook Airがやってきたのが今年の1月。今月で10ヶ月が経過しました。ぶっちゃけどうなのか?というと…。

Macは気に入ってますが…。
個人的にはMacは好きですが仕事で使うとなると、全てをそれで行うのは難しいという印象です。と、いうかOS X上で行っている作業はほんの一握りで、ほとんどの作業はVM上のWindowsでこなしているのが現状です。果たしてこれでMacを使っているといえるのかどうか疑問ですが、実はこれがすこぶる具合が良いのですよ。
VM上でWindowsを動かすための箱(板か?)として、Macは最高です。ちなみにVMソフトはOracleのVirtualBoxを使っています。再起動なしにゲストOSを切り替えられるのはもちろん、クリップボードの共有、デュアルモニタ環境、ネットワーク上でのファイル共有など、USB接続の外部デバイス使用など、なんのストレスもなくWindowsが動きます。ノートに限定するなら、むしろPC/AT互換機にネイティブでWindowsを入れた時よりも使い勝手が良いんじゃないでしょうか。

MacのTrackpadでWindowsが使える
MacのノートのTrackpadは使いやすいですよね。少し慣れれば外付けマウスなんて繋げなくてもストレスなく作業が出来ます。むしろマウスより使いやすいかも知れません。主観ではこのレベルの使い勝手を実現しているWindowsノートに出会ったことがありません。その使いやすいTrackpadで、Windowsが使えるんですよ!これは最高ですよ。僕は外付けでTrackballを繋げているのですが、ふと気が付くと内蔵のTrackpadで普通に作業していたりします。キーボードとTrackpadの距離が近いので、手の移動が少なくて済むんでしょう。それに4本指スワイプでゲストとホストを切り替えられるので、その延長で操作を操作を継続しちゃうんでしょうね。もっかい言いますけどこれは最高ですよ。

不要なソフトが入ってない
昔から思うのですが、メーカー製のWindowsマシンを買うと、独自のアプリケーションが死ぬほどついてきますよね。中にはシステム常駐型のものも結構あって、OS自体の軽快な動作を阻害してしまっていたりして。僕はWindowsマシンを買った時に最初にやることは、いらないアプリケーションをアンインストールするところから初めていました。それが一切無いんですよ。VM上にOSを自分でインストールすると、当然プレーンな状態のOSがインストールされます。つまりいらないアプリケーションが1つも入っていない。これがとても気持ちいのです。

Macでの確認が楽
今まで確認をするときは、いちいち確認環境にURLと認証IDを送って表示チェックしてました。でもね、そもそもホストOSをがMacなんで、席を立たなくてもMacでの確認が出来るのですよ。これはとても素晴らしいです。それに協力会社から送られてくる素材なんかに、Macでzip化されたファイルなんかがたまにあるんですよ。それをWindowsで復号すると、ファイル名がバキバキに文字化けしていること、ありません?ファイル名に2byte文字があると起こる現象のようですが、AIやInDesignだとリンクファイルが切れちゃったりして致命的だったりします。手元にMacがあれば、その辺を回避するのも楽ちんです。

多分、バックアップや環境移行が楽
まだやってませんが、マシンの乗り換えなんかがとても楽だと推測されます。Windows環境は1つのファイルとして保存されていますので、newマシンにVMを入れて、そのファイルを移動すれば環境移行が完了すると思われます。いや、そもそもThunderboltケーブルでまるごと環境移行しちゃえば済むのかも知れませんが。

そんなワケで…
少し穿った見方ですが、Macは結構気に入っています。
ホントはOS Xだけで完結するのが理想なんでしょうが、そうもいかないでしょ?だって世界中の人たちはほとんどWindowsを使っていて、僕がMac Officeで作ったワイヤーなんかが客先のWindows環境でレイアウト崩れていたら致命的だし。htmlを納品するのにもMac特有の不可視ファイルが死ぬほどある納品ファイルなんて提出できませんよ。不可視ファイルって体臭みたいなモノで、ワキが臭いんだけど自分じゃ気が付けない、でも周りからは臭いヒトだなぁって思われてる。そんなの嫌ですよね?それに痒い所に手が届くフリーソフトもWindowsの方が明らかに豊富ですので作業効率向上の見込めます。しばらくはMac上でのWindows運用の、親亀子亀環境で仕事をしていくことになりそうです。