SWATCHの機械式腕時計 ベルト交換

父の遺品、SWATCHの機械式腕時計です。時計に関して詳しくはありませんが、父が購入した時期から推測して現行のSYSTEM51ではなく以前のモデルと思われます。型番から調べるとおそらく下記のモデルでしょう。

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公式サイトなんかだと、情報が古くなるとページが削除されてしまう可能性があるので、念のため仕様を転記しておきます。

SWATCH IMPERIAL NIGHT

モデル名 IMPERIAL NIGHT
ケース素材 プラスチックフォリオ
ベルト素材 皮革
ムーブメント 自動巻き
耐水性 3 bar
ケース幅 36.70 mm
ケース高さ 42.10 mm
ケース厚み 11.00 mm
商品ライン Originals
商品ファミリー Gent
1996
品番 SAB105

ベルトは皮革とのことですが手触りは布に近く、経年劣化でボロボロになっておりました。1996年のモデルなので、2017年現在で21年。日常的に使用するならベルトくらいは交換してあげたほうが良いでしょう。

ところで、SWATCHのベルトってどこで交換できるのでしょうか。その辺の量販店で気軽にも売っていいた気がするので、ヨドバシの時計館なんかでもやってくれるのだと思っていましたが…。どうやら直営店でないと交換用のベルトが手に入らないとかで。直営店は新宿だと高島屋タイムズスクエアにあるらしいのですが、現在営業しているかは正確な返答はできないとの事。

なんだか面倒なので自分でやってみることにしました。100均のベルトなどを加工して取り付けている方もおられるようですが、SWATCHのベルトは独自規格のようで。汎用品を加工するときちんと固定できなかったりするようです。Amazonなどでも交換用の互換製品を売っているようですが、品質が確かなのか疑問ですし、どうやらサイズもあるようです。僕にはどのサイズの規格すらよくわかりません。少し割り高ですが公式サイトで買うことにしました。もっとも、公式サイトでもサイズに関しての詳しい説明はなく、形の似たケースの製品の交換品を適当に買ってみました。

皮革は劣化しますしプラスチックも安っぽそうなので、シリコン素材にしてみました。色はオリジナルのイメージを踏襲してブラックです。僕は下記の製品を買いました。

ACGB274 GOLDEN TAC
2,430円 + 送料540円。合計2,970円。

交換は思っていたより簡単。交換用のベルトには簡易的な工具も付属しておりまして、それだけで作業は完結しました。そして、ちょっとだけお金と手間をかけたことにより愛着が増しました。以前は、『安っぽい玩具みたいな時計だなぁ。なんで父はこんなの買ったのだろう?』なんて思っていた時期もあったのですが、コレはコレでありですね。SWATCHはこの安っぽさ、軽さ、カジュアルさの中に魅力が詰まっているのだとようやく理解しましたよ。

この時計の魅力に関しては別の機会に書きたいと思います。