セガ ホームスター クラシック

サンタが星空を持ってきた

ホームプラネタリウムです。5歳の娘が何故か星を欲しがって、去年末にサンタがコレを持ってきました。ヨドバシカメラで7〜8,000円くらいだった気がしましたが、正確な金額は忘れました。

質感は想像したよりチープです

ネット上の評価は概ねよかったのですが、箱から出すと想像していたよりチープな質感です。もっとプログラマブルに動いてくれるものだと勝手に思っていましたが、内部にはプロジェクターランプが入っていて星を映す原盤が入っていて、地球の自転を再現するために原盤を回転させるモーターが入っているだけなんだろうな〜、と内部構造が容易に想像できます。まぁ相当なコストダウンをしてお手軽価格を実現したのでしょう。致し方ないことだと思います。

マニュアルは読んだほうが良さそう

セットには星空の原盤が二枚、『星のみ』 or 『星を線で結んで星座を再現したもの』が入っています。別売で南半球版とかあるようですが、わざわざ買う必要も感じません。トレイに原盤をセットして、ACアダプタを挿して電源をいれるのみ。設定スイッチは極めてシンプルで、自転を再現した星空の右回転/左回転の設定、流れ星のON/OFF、15分/30分/60分のOFFタイマーのみ。マニュアル開く必要もなくとてもわかりやすい…、と思いきや!そのままでは星がぼやけて映りませんよ!暗くした天井にはもやっとしたピンぼけの光が映るのみ。なんだこりゃ!初期不良か?いきなり壊したか?と思い慌ててマニュアルを熟読。

ピントリングはとてもゆるく…

わかりました。プロジェクターランプの周囲にあるリングがピントリングでした。もちろんクルクル回してみたのですが、回転の手応えがまったくないので空回りしているだけのようでピント合わせのリングだと気が付きませんでした。マニュアルを読んだ後、ピントリングだと認識したあとも、コレ、回してもピントが全然あわない。やっぱり壊れているな、と思ってしまうほどしつこく回さないとピントが合いません。ネジのピッチがとても狭いようで、ピントリングを物凄い勢いで回転させないとレンズの位置が変化しないようです。

オペレーションはシンプルです

わかってしまえば簡単なことで。オペレーションは極めてシンプル。夜寝る前に部屋を暗くして、スイッチを入れるだけ。星空が寝室の天井に展開されます。単色なのでとてもシンプルですが、まぁこれはこれで十分でしょう。タイマーはセットしなくとも適当なところで勝手に電源が切れます。朝までつけっぱなしということはありません。

流れ星の表現にはやや疑問が…

少し気になるのが、流れ星が全然流れ星ではないところ。なんか野太いのですよね。彗星というか、波動拳が飛んでいくような感じ。出現する位置も固定なので、流れ星感はゼロです。ココだけはもうちょっと何とかならなかったのかなぁ。

まぁ、結論的には娘はとても満足して毎晩満点の星空を楽しんでおります。