春の彼岸入り

彼岸の入りなので母と息子の3人で墓参りにいってきました。家内と娘は今回はお留守番。父が残した車で所沢にある墓地まで走りました。昔は父の運転で墓参りに行ったことを思い出しながら。父に『お前はあととりだから、しっかり頼むぞ』なんてよく言われていましたが、何もとるあとなんかなんにもないくせに…。意味わかんねぇよ…。などと思っていました。気がついてみれば父の気持ちがよくわかるようになっていました。

2歳の息子は、墓石をタワシで擦ったり、水をかけたり、立派に墓参りをしていました。いつかこの子が親になり、僕が骨になったとき。僕と一緒に墓参りをした事を思い出したりするのかな?きっとニンゲンは同じような事を繰り返しているのでしょう。手塚治虫先生の火の鳥(異形編)で描かれた、八百比丘尼のエピソードを思い出しました。

実は今の会社を辞めて転職するか否か、迷っているところでもありまして。よい転職先が見つかりますよう、神頼みならぬ先祖頼みの意味合いもあっての墓参りだったりもしまして。神は守備範囲が大変広いと予測され、先祖なら重点的に子孫である僕をみてくれる可能性も高いのではないかと。(笑)

まぁ、転職の話は別のポストでいたします。