秋刀魚の小骨が喉に刺さった

すみません、ちょっと汚い話題ではありますが…。

夕飯に秋刀魚を焼いて食べたのですが、迂闊にも小骨が喉に刺さってしまいました。何十年ぶりでしょうか。ご飯を丸呑みしてみたり、クチを開けて喉の奥を懐中電灯で照らして骨を確認してみたり、うがいをしてみたり。色々試したのですが取れません。諦めて寝てしまえと思ったのですが、気になって寝られないんですよね…。

ネットで調べると、最悪の場合は咽喉科で取ってもらうとか。ピンセットのついた内視鏡のようなもので、小骨を摘出している動画なんかも上がっていました。いや、こんな大袈裟なことにはしたくない。それより今晩眠れないのが一番困る!我流でどうにかすることにしました。

まぁ、結論から言えば、取れました。

まずは裸になって風呂場に行きました。戻してしまっても被害を最小限に抑える為と、シャワーの水圧を使ってうがいを連続でする為です。シャワーをクチの中に放出しながら、声をだしてうがいをしてみました。すぐに気持ち悪くなって、多少戻してしまいましたが、まだ取れません。違和感のある喉仏の脇あたりを指で押さえつけてながら上下させ、おじいちゃんが痰を切るように声を出しながら勢い良く息を吐き出しつつ、同時にシャワーをクチの中に放出。しばし嘔吐…。

そんなことを何回か繰り返しているうちに、小骨が少しづつ移動していく手応えを感じる事ができました。喉の奥から透明な粘膜に包まれて輝く秋刀魚の骨が出てきたときの達成感といったら、これは筆舌に尽くしがたいものがありました。

秋刀魚を食べたのが21時半頃。骨が取れたのは23時半頃。約2時間の戦いを制しました。喉の奥に少し傷があるようで、少しだけチクチク痛みますが、異物感は完全に取り去る事ができました。

いやぁ、気持ち悪いことの例えに、『喉の奥に魚の小骨が刺さった』たとえを使いますが。実際に刺さってみるとこんなに気持ちが悪いものだということを、久日ぶりに再認識しました。

魚はよく噛んで、可能なら小骨は取り去ってから食べましょう。