白菜の漬物を漬ける役割がまわってきた

白菜の漬物を漬けた。昔からみんなやっている事だ。『みんな』とは僕の家族。古くは僕の祖父がやっていた。祖父が亡くなると祖母がやっていた。祖母が老朽化したら父がやっていた。母もやっている。僕はずっとそれを見ていた。白菜の漬物は白米と一緒に食べると抜群に美味かった。

ここ数年は僕も冬になると白菜を漬けている。地元の農家の方々が作ってくれた白菜、柚子、唐辛子、あとはライフで買ってきたニンニクと粗塩。

40年も見てきたので、改めて習わなくても何となくわかる。僕が白菜を漬けているのを、6歳の娘と3歳の息子が見ている。塩梅をみる為に、浅漬けの白菜を千切って食べさせると、その美味しさに感動して踊り出した。

明日の晩は少し早く帰って、白菜の漬物と白いご飯を家族で食べよう。