古いデジカメの魅力

デジタルの世界では新しいという事実こそ正義だ。デジカメの世界でも例外はなく、発売から5年も経てば骨董品扱いだ。つまりデジカメは結構高いが耐用年数はとても低い。Nikon FやLeica M3なんて発売から半世紀以上経っているが、いまだ現役で動いている個体もあるし、修理してくれる職人もいる。デジカメってのは大分割高なカメラだといえる。

でも、デジカメって古いと使えないのか?実はそうでもなくて、ちゃんとメンテナンスすればそれなりに長く使えたりする。僕がサブカメラ的に使っているのは、Nikon D200というやつだ。発売は2005年末。今から考えると12年前の機種だが、結構使えている、というかかなり気に入っている。

最近のモデルのような高解像感はないし背面の液晶も小さくて解像度も低い。最近のモデルと比較して数値的なアドバンテージはまったくない、というか全てにおいて劣っている。でも使いやすいというか普通のカメラなんだよね。抽象的な表現で恐縮なのですが、質感とかノイズの出方とかとても写真的とでも申しましょうか。

ロートルなカメラですが、D200は気に入っており、まだまだ使おうと思っております。

D200で撮影したBESSA R3M 特に不満も感じない

外に持ち出しても不満はない