TAMIYA / HONDA NSR250 REPSOL

プラモデル 始めました

2019年も早いもので2月も中旬になってしまいましたが。今年から新しく始めたことといえば、『プラモデル』です。

新しく始めたといっても、昔はよく作ってました。小中学校の頃、ガンプラ流行ってましたからね。子供ながら色々組み立てた記憶があります。高校生の頃はタミヤのスケールモデルを作ろうと思って、キットを買って大きめのパーツをちょっと合わせてみて、そのまま放置してしまったり。多分押入れを探せば未完成のHONDAのNR750とか、セナが乗っていたマルボロカラーのF1とか出てくると思いますが。まぁ僕のプラモデルの腕前といえばその程度でズブの素人と同じレベルだと思いますが。

まぁしかしながら社会に出て色々と経験を重ねてきましたので、あの当時より上手く作る自信はあるのですよ。面倒くさい作業に対する耐性も、財力も当時に比べれば大分ついている自負があります。…逆に暇はあまりないのですが…。

昔お世話になった近所の模型屋さんもまだ営業しており、すこし地域に貢献でもするかな、と思った次第ですよ。

ガンプラは難しそうなんで、まずはタミヤのバイクのキットでも組んでみようかと。って事で買ってきました。

TAMIYA 1/12 HONNDA NSR 250 レプソルカラー

多分、1992年くらいのワークスモデルだとオモワレます。

まずは先に接着できるパーツをくっつけてスプレー缶のプラサフを吹き付けまして。合わせのラインなんかを削ったりパテで不自然なミゾを埋めたりなんかしまして。おぉ!なんだか楽しいぞ!

広い面積を塗る必要がある部分はお手軽なスプレー缶で。縁側にヨドバシのダンボールを置いてプシューっと。スプレー缶って万能だと思っていたのですが、意外と粒子が粗いというか。ボテボテっとした塗料の粒が広範囲に吹っ飛んでいく感じがあって厚塗りになってしまう印象です。エアブラシがあるともっと薄い塗装膜を作れるんだろうなぁ。

とりあえずスプレー缶で塗るのは下地のプラサフ、ホイールのオレンジ、フレームとスイングアームのシルバー、あとはタンクとシートカウルの青。あとは筆でぬりぬりする事にしました。

スプレーはラッカー系なので、筆塗りはアクリル系、ディティールとヨゴシはエナメル系で塗る事にしました。アクリルの黒を薄めに薄めて毛細管現象で溝に流し込むと、いい塩梅に墨入れが出来る事に気がつきまして。エンジン周りやキャリパー周りの溝をちょっとだけ汚すと、質感が増しますね。

若かりし頃は全てラッカー系でやろうとしていたから下地が溶けて上手くいかなかったのですが。なるほど、塗料の種類を使い分ける事で綺麗に塗り分けできるワケだ。

ラッカー > アクリル > エナメル の順に重ねていけば下地が溶けないで修正も楽に済むってワケです。

素人ですみません…。笑

エンジンが載って、チャンバーがつきました。筆塗りメインだと、10分くらいの空き時間を利用してちょこちょこと進められるのがいいっすね。

そしてこの水貼りのデカールってヤツと約30年ぶりに対峙しましたが、この破れやすさ、緻密な作業は子供にゃ無理だわ。昔、綺麗に貼れなかったのは当たり前だった。でも今は違うぞ!40代の僕はちゃんと貼ってやる!

タンクとシートカウルを載せて。デカール保護のためにクリアーを吹いて。ワークスなのであまりツヤツヤも変かと思いまして、ちょっとだけつや消しにしてみました。

あとはイグナイター(?)とステアリングダンパーなんかの小物をくっつけて、アッパー&アンダーカウルを仕上げれば完成かな?メンテナンススタンドも塗らなきゃ。

2019/02/18:更新
イグナイターとステアリングダンパーとつけた!あとは右フレームにくっつく『おにぎり』みたいなパーツ(なんだかわからない)をつけて、カウルを仕上げてあげれば完成!

2019/02/25:更新

カウルを塗ってデカールを貼りました。塗装は缶ぺが余っていたので、今回はエアブラシは使わず。

アッパー&アンダーカウルのデカールは難しいですね…。曲面に加えて微妙な凹凸があったり穴が開いていたり、シワが取れなくて作業中のモチベーションは下がりっぱなし。これをきれいに貼るのは絶対ムリだろうな…。あとでマスキングして塗装するか…。なんて思っていたのですが、乾いてみると結構それなりに仕上がります。シワや気泡も多少残りますが、クレオスのマークセッターを塗布して綿棒で軽く抑えると、結構綺麗になります。端の透明の貼りしろがはみ出ている部分には、マークソフターを塗りながらはけでクセをつけてやれば、パーツに沿ってくっついてくれます。

ケミカルツールさまさまです。昔はこんなん知らなかったし情報源も限られていた…。前述しましたが、少年時代の僕はデカールをきれいに貼ることができませんでしたが。かつて『超えられなかった壁』をやすやすと超えることができるようになっている今の自分に、一応無駄に年くったわけでもないのだな、と少し安心したりして。

残るはスクリーンの『Cardas』のデカールを貼って、クリアを吹けばカウルも終了。いよいよ完成間近です。

2019/03/05:更新

カウルのデカールでひとつ忘れておりました。カウルの細かい穴を表現するデカール貼り。まぁ楽勝だろうと思っていましたが、こいつがなかなか難しい。通常のデカールより若干薄く作られているようで、水で剥離すると折れ曲がったり歪んだりするのですよ…。

結果はあまり美しく貼れなかったのですが…。まぁ良しとしましょう。

そこそこ実車っぽいではないですか。素人にしてはよく頑張ったと思います。

キャリパーは指定色と異なるゴールドにしました。ブレンボのイメージで。でもゴールドは鋳造モデルだっけ?まぁなんでもいいや。

カウルのデカールは大分苦戦しました。多いトコロは三層の重ね貼り指定なので、塗った方が綺麗に仕上がったかも?

NSRはリアビューは好きです。カウルの中にギュッと詰め込まれた秘密の機構。跳ね上がったサイレンサー。湾曲スイングアームと高出力エンジンの証でもある太いタイヤ。グラマラスだと思います。

左からはスイングアームが直線的で大分印象が異なります。太ったチャンバーもほぼ見えないので、スッキリした印象ですね。