2015
1
Nov

Goods

(テスト投稿)REVUE THOMMEN cricket

父の形見の腕時計を紛失してしまいました

愛用の腕時計を紛失してしまいました。職場のお手洗いに置き忘れ、数時間後に気がついて取りに戻ったのですがありませんでした。さほど高級品でもなく、傷だらけで程度も悪かったので警備員室に遺失物として届くだろうと思っていたのですが…、結局出てきませんでした。実は、この時計は父親の形見でして。父とは死に別れ、時計とは生き別れになってしまったワケで、なんだか悔しくてたまりません。新しいご主人様に大切に愛用されていれば良いのですが、お手洗いで拾った時計を、そんなに大事にするとも思えません。それに着服してしまうような方ですと、ものに対する思い入れがあるとも思えず。この文章を書いていたら、なんだかまた悔しくなってきました。

んで、また父の遺品の中から時計が出てきました

しばらく腕時計なしの生活をしていたのですが、やっぱり不便なんですよ。しかし数千円の時計を買うのも気乗りがせず。紛失したものと同クラスを買おうとすると数万円の出費は覚悟せねばならず。それだけの出費をするには家族に時計を紛失した事を報告せねばならず…。形見の時計でしたので、言い出しにくいのですよ。意を決して、母に紛失を告白すると…。どうやらまだ父の残した腕時計があるらしいとの事!押入れの中を探すと、なんだか大げさな箱に入った腕時計が出てきました。

REVUE THOMMEN cricket

時計のことはよくわからないのですが、銘柄はREVUE THOMMEN cricketと書いてあります。ワケのわからない安物なのではないかと思いましたが、販売代理店はワールド通商ではありませんか。色々調べてみますと、由緒正しき手巻き式の機械式腕時計のようです。機械式のアラームを搭載していて、そのアラーム音がコオロギの鳴き声に似ていることがcricketという名前の由来のようです。cricketには大きく分けて2種類あるらしく、VULCAIN社製の機構を持つモデルはボタンが2時の位置に、A.Schield社製の機構を持つモデルは4時位置にもボタンがあるようです。つまりウチにあるのはVULCAIN社製の機構を持つ個体で、1947年に発売されたモデルの再販物のようです。父は1995年に横浜のさくらやで購入していました。

毎日ネジを巻かねば止まります

機械式腕時計、使い方には癖があります。ネジを最大に巻いておけば約35時間動作するようで。つまり、1日半毎にネジを巻かねば止まってしまう訳で、コイツを愛用することになれば、ネジ巻きは日課にしなければなりません。最近の腕時計なら光で発電して電波で時刻を合わせてくれるモデルもあるというのに、なんともクラシカルな事でしょうか。しかし、ネジ巻きという儀式は嫌いではありませんし、僕は機械式カメラなんかも好きなので意外と愛せるかも知れません。それに考え方を変えてみると、ネジを巻くといっても10秒程度の操作です。たったのそれだけで35時間も動作するんですよ。最近のスマートフォンも毎日何時間もの充電が必要じゃないですか。それに比べたら、事エネルギー消費に関しては大分高性能じゃないですか。手動で10秒で充電できるApple Watchだと思えばいいんですよ。

 
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