X100Tのアイピースを固定しました

アイピースがグラつきます

FUJIFILMのX100T、概ね気に入って使っているのですが、いくつか気になるところもあります。ファインダーアイピースの組み付けの甘さも気になるトコロで。カチッと固定されておらず、僅かではあるのでうがグラつくのです。このラバー製のアイピースはネジなどで固定されている訳ではなく、ボディにはめ込んであるだけのようです。複雑に整形されているので簡単に外れてしまうことはありませんが、個体で程度の差こそあり僅かなグラつきがあるのは仕様のようです。ショップの展示品などを見て回ると、下部はキッチリ固定されていますが上部、とくに視度調整ダイヤルの上あたりは押し込むと若干沈み込む事が多いようです。ほんっっっっとに若干なんですけどね。

もちろん、撮影データにはなんの支障も与えません。しかし、X100Tは趣味性の高いカメラなワケです。組み付けの甘さが所有満足度を下げ、撮影者のテンションを低下させることにより、恐ろしいことに撮影結果に影響を及ぼしちゃうんですよ。理由はそれだけではないのですが、実は一時期本気で下取りに出してX-Pro2でも買ってやろうかと思っておりました。

危機は最大のチャンスです

これは恐らくこの世に存在するX100Tすべての個体に発生している問題点です。つまり何か工夫してリカバリーしてあげれば、自分の愛機は問題点を回避する事に成功した唯一無二の個体になるワケですよ。つまりガッカリなポイントが見つかったということは、愛着アップのチャンスでもあるワケです!これは積極的にリカバリーしていきたいと思います。

必殺!グルーガン!

最近はなんでもかんでもグルーガンで固定しちゃいます。グルーガンなら比較的強力に固定できる反面、あとで綺麗に剥がすことも可能です。仕上がりが気に入らなかったら何度でもやり直すこともできます。グラつきの隙間を埋めるなんてのはグルーガンにお任せです!X100Tのアイピースを外して、上部にグルーガンで溶かしたホットボンドを薄く塗布して圧着しましたところ、グラつきをほぼ完全に殺すことができました。見た目の仕上がりもほぼ完璧です。これでこのカメラとも気持よく付き合っていけそうです。

その他のグルーガンで固定しちゃったモノ

グルーガンでVC METER IIを固定したBESSAと、アイピースを固定したE-420。VC METER IIなんかは結構お高いですが、アクセサリーシューに差しこむだけです。いままで落っことしたことはありませんが、気が付くと1/3くらいシューからズレていることなんかもよくありました。グルーガンで軽く固定しておけばズレることはありませんし、電池交換の際などに綺麗に剥がすこともできます。

E-420のアイピースも不意に外れかかることがあります。差し込みタイプのアイピースってヤツは全般的に外れやすいようで。Nikonのハイエンド、D一桁やD8x0クラスなんかは丸型のねじ込み式で安心感が高いのですが、それだけのために大枚はたくほど余裕もありません。つまり僕らは差し込み式アイピースと仲良くしていかなきゃならないワケで。グルーガンを利用するといい感じに固定できました。