僕は仕事でも自宅でもMacを愛用しております。しかしながら家族もおりますので新型機を自由に買えるワケもなく、自宅のMacは結構古いヤツを愛用しております。愛機はMacBook Pro (15-inch、Late 2008)というヤツです。この文章を書いている2016年10月現在で約8年前のマシン。MacBook Proがモデルチェンジしてユニボディになった最初のマシンです。Appleが公式に『Macの寿命は3年』と言い放ちましたが、その倍以上使っているワケですよ。
自宅ではさほど負荷のかかる作業はしないとはいえ、メインマシンとして快適に動作させるために少しだけパーツ交換を行っております。メモリは8GBに増設、SSD化、あとはアンチグレアフィルムの貼り付け。その程度ですがX El Capitanがストレスなく動いています。VMでWindows XPも入れていますが、そちらも問題なく動作しております。8年も使っていることを考えれば大したもんだと思いませんか。
と、速度的には問題ないのですが一点だけ不満が。SSDが128GBな点です。初期ではSATA IIの2.5inch 320GBの東芝製HDDが載っていたのですが、2011年頃にIntelのSSD 320Series 128GBに換装しました。SSDSA2CW120G3ってヤツですね。当時は128GBでも2万円近くしまして。欲を言えば初期のHDDの320GBは欲しかったのですが、その容量のSSDはとても手が出せませんでした。
で、最近ふとSSDの価格をみますと、結構下がってきておりました。新型のMacBook Proを買う余裕もありませんので、ここらで一発再換装して延命措置を施してやろうかと。
選んだのはSanDisk製SSD Ultra II
ってことで買いました。SanDisk Ultra II SSD (SDSSDHII-960G-J26)。2016年初頭に発売された新型です。僕はデジカメのメモリーカードは同社のものを愛用しておりメーカーとして信頼しておりましたし、価格も安かったので迷わずコイツに決めました。240GBでも良いかなと思いましたが、最大容量の960GBでもヨドバシで2.6万程度。許容範囲なので最大容量イっときました。
少し悩んだのはMacBook Pro Late 2008にSSDを換装した際に、SATA IIの速度が出ない相性問題の話をよく聞いていた点。コントローラーチップとの相性のようですが、詳細は不明。実際のところ載せてみないとわからないようです。Intelの320Seriesは普通に3Gbps出ておりましたが、SanDisk製にしてそこが1.5Gbpsになってしまうと悲しいなぁ…。下調べしたのですが、3Gbpsでの動作報告は見つけられませんでした。まぁ全く使えないことはないと思うので、いっちょ人柱になってみるべ!
SATA IIの上限値 3Gbpsで繋がりました!
で、結論から申し上げてますと、3Gbpsで繋がりました!やった!容量もOS側からみて仕様と同じ960GBキッチリありました。ベンチマークもとってみましたが、Intel 320Seriesよりも速度は出ておりました。世代が違いますから当然といえば当然なのですが、ランダムアクセスの速さは特筆モノです。ハッキリと体感速度の向上は感じられないけど気分はとても良いぞ!
いいね!SanDiskのSSD!気に入った。
MacBook Pro Late 2008は底部のレバーを引き上げるだけでストレージの換装が可能です。フタを開けるとSanDiskのロゴが見えて良い感じです。でもやっぱりExtreme Proって書いてあったほうがカッチョイイなぁ。きっと性能的にはSATA III搭載機でないと恩恵を受けられないでしょうし、フタ閉めちゃえば見えないからUltra IIで良しとする!2020年まではコレで戦う決意が固まったぞ!
…27日に新型のProとAirが発表されたら、その決意は簡単に揺らいでしまいそうだけど。