僕がPENTAX K-1 Mark IIを買わなかった理由

PENTAX K-1 Mark IIは本気で買うつもりだった

PENTAX K-1 Mark IIは本気で買うつもりでいた。ヨドバシ.comのカートに何度入れたことか。というのも我が家には父が残したM42規格のレンズが沢山ある。広角から中望遠まで幅広い画角のレンズがあり、50mm付近はTakumarだけでなく旧ソビエト製のIndustarなんかもある。コレらのレンズ資産を楽しむにはフルサイズセンサーが載っていてメーカー純正マウントアダプターが提供されているK-1シリーズは最適である。もう買うしかないだろ!というところまで気持ちが昂っていたが…、ヤメた。

シャッターにジャイロ効果を感じる

シャッターを切ると右回りのジャイロ効果を感じるのよ。上下のミラーショックならいい。だって一眼レフだもの。回転運動は気持ち悪い。多分シャッターをチャージするモーターが発生する慣性がレリーズと同時にグリップに伝わるのだろう。下手っぴの僕はジャイロ効果によって構図が右下がりになることを恐れて、余計なチカラが入り右上がりに傾いた構図の写真を量産してしまうか、油断をして右下がりに傾いた構図の写真を量産してしまうだろう。こんな事ならシャッターチャージは自動ではなく、巻き上げればーによる手動チャージでもいい。EPSONのR-1Dシリーズみたいな感じでもいいじゃないか。

マウントアダプタ遊びをするならミラーレスが良いのではないか?

ミラーレスに勢力が移りつつあるカメラ業界の昨今、PENTAXは一眼レフを貫く宣言をしているらしい。なんとも潔い選択で好感を覚えるが、マウントアダプタ遊びをしたいならミラーレスがいい。最近はフルサイズのラインナップも増えてきているし、レンズ交換の際にファインダーにゴミが入る心配をしなくていい。EVFの精度も年々上がってきて、もはやデメリットよりメリットが多くなってきている。CanonもNikonもハイエンドミラーレスの開発を発表している。

今度買う一眼レフはマウントアダプタ遊びの為ではなく、写真を楽しむ目的で検討してみたいと思う。PENTAX K-1 IIIが出たら、再度検討させてください。