Apple Watchが欲しいのだけど買うか否かで迷っています。多分、あの時計を買ったら少し生活が変わると思う…が。
興味があるのはヘルスケア機能だ。脈拍だとか運動量だとかを常にモニターできるようだ。今日は運動量が少ないからもっと歩けとか、長時間デスクワークが続くと少し深呼吸でもしろとか、いろいろお節介をやいてくれるという。…時計のくせに。無論、そんな事は大して役には立たないとは思うが、自分の身体の状態をデータ化して把握することで、健康に対して意識が向くのではないかと思っている。
Apple Payにも興味がある。僕のiPhone SEにはFeliCa機能がないのだが、Apple Watchと組み合わせることでその機能を持たせることができるようだ。お金をチャージしておけばコンビニなどで買い物ができる。多分、残高も見えるのでレジで困ることも少ないだろう。懸念としては、愛用のヨドバシゴールドポイントカードはApple Payには対応していないらしい。チャージは別の方法を考えねばならない。あとは僕が定期料金しているPASMOも駄目みたいだ。PASMO定期がApple Watchになったら便利だろうなぁ。時間が解決してくれると良いのだが…。
サイズも42mmにするか、38mmにするかも悩ましい。僕は手首が細いので38mmが似合うと思う。小型のiPhone SEにもマッチするだろう。ただ42mmの大画面…というほど大きくはないが、少しでも画面が大きいと操作しやすいだろう。実際に店頭で確認した方がよさそうだ。
色はスペースブラック。セラミックは高くて買えないので、ステンレススチールで決定。何故なら風防がサファイアクリスタルだから。僕は日常的に使う時計の風防はサファイアクリスタルと決めている。経験的にサファイアクリスタルの傷への耐性はガラスの比ではない。Apple Watchは画面が命!画面を護る風防が傷だらけになってはモチベーションが下がる。風防に毛ほどの傷が1つでも入ったら間違いなく持ち歩かなくなるだろう。ここは多少無理をしてもサファイアクリスタルの風防をチョイスするべきだろう。
…いつの間にか買うことが前提になっているが、Apple Watchを買うこと自体への懸念もある。
1番困るのは既存の腕時計たちをどうするか?だ。僕の左腕にApple Watchが収まってしまったら、かわいい機械式の腕時計たちの活躍の機会が減ってしまう。ローテーションすれば良いかとも思うがヘルスケア機能を重視するなら毎日データを収集したほうが良い。すると毎日Apple Watchを使うことになり、機械式の腕時計とのローテーションの機会は激減するのではないか。
いま考えているのは、Apple Watchを右手に装着するアイディア。左手は今までのアナログ腕時計。FeliCaを使うなら右手のほうが都合がいい。駅の自動改札は右側だし、コンビニのレジのFeliCa端末も右側が多い気がしている。何より僕はiPhoneを左手で使う。iPhoneを触りながらApple Watchを見るのにも都合がいい。そしてApple Watchは完全にデジタルなので、上下の入れ替えも設定だけで完了する。そもそもApple Watchは右手にするモノなのではないか?などと思えてくる。いや、そう思い込むことにより、機械式腕時計たちとApple Watchを共存させる自分なりの理由を作ろうとしているだけなのかも知れない。
…冷静に考えたら右手に何か付いているとジャマだろう。直接身につける装備は可能な限りシンプルにしたいと思っているので、時計も左腕に1つが理想だ。勿論Apple Watchでも時間の確認はできるのだから。
2017年内にSERIES 3発表の噂もチラリと聞こえていたりして。いや、今年の後半は3Gから数えたiPhone 10週年。iPhone 8とiPhone 7sを同時に出すなどという噂も、AIスピーカーの噂もある。Appleは時計の三代目のことまで考えている余裕はないだろう…。ガラリと代わる可能性のあるSERIES 3より、SERIES 1から熟成度を高めたSERIES 2を買っておくのが賢者の買い物だと思う。いや、そう思うことで、『今すぐ購入』ボタンを押していい正当な理由をひねり出したいだけなのかも知れない。