鼻水と手ぬぐいの相性

僕は春先に鼻炎になる。花粉症とは別の鼻炎。僕はそう考えているのだが、とにかく春先に鼻炎になる。

鼻炎と付き合うにあたって、一つ心がけている事がある。それは『ティッシュと縁を切る』事。

ティッシュペーパーで絶対に鼻をかまない。
もう絶対ティッシュを使わないか?というとそう言うわけでもない。家にいる時、鼻水が垂れそうになってその場にティッシュがあったら使う。でも鼻をかむ時は基本『手ぬぐい』を使う。折りたたんでおいて、一回鼻を噛んだ箇所は折り込んで、次は違うところを使う。そうやって違うところで鼻をかんでいるうちに、最初に使った箇所が乾いてまた鼻をかめるようなる。ちょっとほっとくと全体的に乾いてきて、湿気った箇所を意識せずとも鼻をかめるようになる。

病み上がりの時にでる、『青っぱな』みたいな鼻水は粘度が高い上に、乾いた時のビジュアルにインパクトが出てしまうので、ティッシュを使った方が効率的だが。春先の鼻炎のときに出る鼻水はサラサラしていて粘度も低い。手ぬぐいのほうが都合がいい。

手ぬぐいも新品だとゴワゴワしていて使いにくいが、しばらく使って柔らかくなっているやつは肌にも優しい。鼻をかむ際も、自分の鼻水でやや湿度があがっているのも都合がよく、連続して使っても鼻の下がゴワゴワしにくい。

僅かな鼻血なんかで汚れが蓄積してきたら、水道でじゃぶじゃぶ洗ってパンパンと数回はたけば、畳んで尻のポケットに入れても問題ないレベルに水気が落ちる。また、そのくらい湿気があるほうが、肌にも優しい。

なんといっても繰り返し使えるので経済的だし、ティッシュのように在庫切れになる心配がない。鼻炎と手ぬぐいはとても相性がいい。

ただ、手洗いをした後に使う手ぬぐいとは分けた方がいい。洗ったばかりの手についた水分で、乾いていた鼻水が復活してしまう。結果、せっかく洗った手が少しベタベタしてしまうことがある。

だから僕は春先は手ぬぐいを2枚持ち歩く。

花粉症のひとも、高い保湿ティッシュなんて買い込まないで、手ぬぐいを一つ、ポケットの中に用意しておくと良いですよ。

おすすめします。