ハルシュタインの小手を入手したんで、デュエルの洞窟。ハルシュタインさん曰く、『複雑に入り組んでいるんで気をつけて探索してくれ!』との事。忠告 thanks、気をつけて行ってくるぜ!…ってなわけで経験値稼ぎを兼ねて探索を開始したのですが、さして危険な香りもしないので階段降りてみようかな、もうちょっと進んでみようかな〜、なんて少しずつ進んでいたのですが…。カジュアルに一方通行のワープゾーンなんかが散りばめてあって、気がついてみれば…。帰れないじゃないか!
経験値稼ぎの感覚であまり深く考えずに戦っていたので、呪文の残数が心許なくなり…。デュマピック…、もといウィザードアイも気軽に唱えられなくなり…。HPも回復できなくなり…。キャンプや戦闘の度にセーブされている都合もあり…。…ひょっとして生きて帰れないかも知れない。などという恐怖を背筋にヒヤリと感じるようになり…。複数の敵出てくると肉弾戦ONLYがキツい…。でも呪文の余裕はなく…。ヤバい!これはマジでヤバい!でもこの紙一重の危機感こそWizardry!これぞ迷宮探索の醍醐味!恐怖とともに思い出した!私はWizardryの世界に帰ってきたぞ!
…団体戦がキツい…。呪文攻撃やブレスや特殊効果の攻撃が怖い…。戦闘メッセージを読み飛ばしていると毒や麻痺に気が付かないで戦闘が終わっていることがあり…。絶望的な状況に一歩一歩突き進んでいる事実に気がつく…。でも引き返せないので現在考えられる最善と思われる手を選択し、どれだけリセットを駆使しても生還ができないかも知れない恐怖と闘いながら、迷宮の奥へ奥へと進む…。
ピットやシュートで下層階に強制的に落とされる恐怖も思い出す…。EVILパーティを組んでいたが、友好的な敵と戦闘している余裕がなく…。やり過ごす度にキャラの性格がGoodに変わっていく…。ハルシュタイン先輩ゴメン、あなたの忠告全然活かせてないわ。
…行きはよいよい帰りは怖い…、迷宮探索の恐ろしさよ。
勘弁してくれ!速攻リセット!フロッピーディスクのアクセスランプが光る前にPCのリセットボタンを押していたあの頃を思い出す!
敵の正体が知れないと最良と思われる対策が取れない…。キャラクターのレベルに余裕がないと不確定の敵との戦いはキツいですね…。LATUMAPICにあたる呪文はなんだ?
てコトで、もう何がなんでも城まで生還してやる事にしました!なりふり構っていられないのでリセット上等!マップは呪文を唱えた一瞬では覚えられないのでキャプチャを撮って保存!全員性格変わっても構わないので不要な戦闘は可能な限り控え、切り詰め切り詰め探索を進め…。ゲームの中のキャラクターも僕の精神もボロボロに疲弊した状態で城まで帰還成功。 いささか荒療治でしたが、お陰さまでWizardryのプレイ方法をかなり思い出した気分!
近年の生ぬるいRPGにない挑戦的なゲームバランス!しかし突き放すだけでなくプレイヤーの行動をよく予想して練り込まれたバランス感!一度大きな恐怖を乗り越えられれば、再度の探索はかなり楽にになる、絶妙な『飴と鞭』が用意されています。
今回の探索はかなり危険でしたが、どうにかエレベーターを起動させるスイッチを押して戻ってくる事ができましたので、今後の探索がかなり楽になりました。少しキャラクターを育成させつつ、探索を進めていきたいと思います。
久々のWizardry楽しいです!