経済戦国時代

おそろしい世の中だ。世界は戦国時代から平和になんてなっていない。信長や家康の世界では血を血で洗う争いをしていた。土地と命の奪い合い。獲物は太刀で成果の単位は血と生首だった。今は日本刀がパソコンとか情報に変わって、札束で札束を洗う戦いが繰り広げられている。まったく平和になっていない。そりゃ自殺者も減らないワケだ。戦国時代はキッチリと殺してもらえたけど、今の世の中は札束で斬られても実際には死ねない。キチンと自分で死ななければならない。こんな世の中なら自分で死ぬ前に腹いせに他人を殺してみたいなんて心理もわからないでもない。いや、そんな心理わかってしまったら危ない危ない。

とにかく、経済という全世界を飲み込む大津波の中で、命をかけたマネーゲームをしているワケだ。先進国と呼ばれる地域に住んでいる方々は戦には強制参加。サボっていると生きているだけで請求書という赤紙がどんどん配達されてしまう。政府も天皇も僕らを守ってくれません。むしろ戦え戦えとハッパをかけてきます。100歳まで戦わなければならないらしいですよ。あなた、年老いた体で戦えますか?

って、事を思いました。親会社の関連会社、つまり兄弟のような会社の事業説明プレゼンを聞いていて。世の中が恐ろしくなりました。気軽に持っているスマートフォンもGoogleアカウントも、便利なだけではなくて、僕らを管理する為のツールなワケですね。