40代IT業界人の転職活動 〜企業選定編 III〜

選定条件をまとめる

というワケである程度ターゲットを絞って申し込むことにしました。すこし整理すると僕の希望的には下記のような感じになりました。

  • Web系の業務を行っている
  • Web以外の事業の柱を持っている
  • 社員の平均年齢が若すぎない(30代中ば〜40代くらい)
  • 山手線の外側に自社ビルを持っている
  • IT系専門の企業は除外
  • 創業30年以内の若い企業は除外

すぐに見つかる情報はよくない

ということで探すのですが、該当の求人情報はかなり水面下に隠れていることが多かったです。『Web』のキーワードが入った求人で検索上位に表示されるのはイケイケのIT系ばかり。かなり検索順位の低いところまでじっくり探していくと、いくつか該当する求人をみつけることができました。印象としては、『すぐに見つかる情報はあまりよくない』です。時間をかけてじっくり探すのがよいと思います。昔から言われますが、転職も『急がば廻れ』の例外ではないのは間違いないです。

山手線の外側がよい

抽象的な意見ですが、求人情報数は多くとも『山手線の内側は狂気』な印象です。地価の話だけではないと思いますが『なんとかグランドタワー』や『なんとかヒルズ』とか、常に入り口には巨大な生花が飾ってある『雅』なテナントを利用していると賃料もかさみ、経営コストも高くなると予想されます。どんどん売りを立てていかないと会社として立ち行かなくなる可能性が高く、当然社員ひとりひとりの負荷も高いのではないでしょうか。馬車馬のように走り続けるのは若いうちに経験を積むには良いのでしょう。しかし歳を重ねてからはキツくなります。場所的に『山手線の外側』に本社を構えており、できれば自社ビルを持っている企業を中心に探してみました。これは企業の選定においてかなり重視しました。そして、その条件に合う企業は創業50年以上の長い歴史を持っている事が多い印象でした。

すぐに返事が返ってこない企業はよくない

そんなワケで様々な企業に、メールだったり、フォームだったり、郵送だったり、求人情報系サイトだったり、色々な手段で応募をしました。そして、ヒトを採る気のある企業は結果にかかわらず大体1週間以内に返事が来る印象でした。少なくとも僕が面接まで進んだケースは一社の例外を除いて2〜3日以内に返事が返ってきました。面接に行った企業も良いご返答をいただけたケースに関しては、翌日にはご返答をいただけていました。レスポンスの悪い企業はあまりヒトを採る気がないと考え、きっぱり諦めるのが良いと思いました。

ってワケで僕は目星をつけてできるだけ広いとろろに種を蒔いておきました。どこか芽がでると良いのですが…。